顧客情報の社内管理を一元化したい
「名寄せクレンジング」は、大量の顧客情報のなかから重複している情報を一本化します。マスター統合・顧客相関分析など、システムの基幹となるデータを構築することができます。
システム提供方式は、以下2種類となり、最適なご利用方法に合わせてご提供いたします。
顧客情報の重複登録を名称、住所等でグルーピングし、精度の高い抽出をします。
重複したデータは、単一化処理まで実施することができます。
「Quick! DATAGroupingⅡ」システムを利用し、弊社にてご指定の複数のデータから名寄せ作業を行います。
なお、お預かりしたデータは、作業後、速やかに破棄いたします。
営業活動
無駄なコストを
削減したい
顧客情報の重複のために発生していたDMの送料や営業通信料などの無駄なコストが削減できた。
また、お客様に同じ営業を繰り返すような失礼がなくなった。
サーバー管理
膨れ上がった顧客データを
スリム化したい
各部署でそれぞれに蓄積した顧客情報でサーバー内のデータ最が膨大になり、サーバー数を増やすことも検討したが、名寄せによりむしろデータ数を削減できた。
情報管理
顧客情報を社外に持ち出さずに
統合したい
顧客情報の整理を行うにあたり、
個人情報の漏えいを危惧していたが、
作業が社内で行えリスクを回避できた。
名寄せ項目の書式が標準化されてませんが、処理できますでしょうか。
項目属性毎に、表記の揺らぎに特徴があります。以下は全て同一と判断します。
一例)
●法人名(法人格差異):以下は全て同一と判断
●個人名(姓名辞書を使用):以下は全て同一と判断
●法人名(法人格差異):以下は全て同一と判断
住所が正規化されていませんが、処理できますでしょうか。
住所クレンジングで正規化後、実施することがより効果的ですが、システム内部で、住所正規化し一致を判定していますので、判定処理は可能です。
データに固定電話と携帯電話の2項目があり、固定電話の項目に携帯電話の番号、逆に携帯電話の項目に固定電話の番号が登録されている場合、一致を判断できますでしょうか。
電話番号は、2項目のクロスチェックが可能です。いずれかの項目に格納されていれば一致と判断します。
3レコードとも電話番号は一致と判定
多くの項目で名寄せしたいのですが、項目を増やせば増やすほど完全に一致しなくなるジレンマが発生します。どのようにして対応していますでしょうか。
少数の項目で一致を、最大3種類の条件を作製し、他の条件と比較し、別条件間で共通するレコードが1件でも存在すれば、別条件のレコードをすべてを同じとするグループ処理を行っています。不一致な項目が存在しても他の項目で一致を担保しますので、多くの項目を有効に活用した名寄せを可能としています。
例)
一致コードの判定条件
条件1 名称と住所が一致しているか?
条件2 名称と電話番号が一致しているか?
名称 | 住所 | 電話番号 | 一致コード | グループコード | 結果 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
TEL1 | TEL2 | 条件1 | 条件2 | ||||
株式会社ティー・エスシステムズ | 東京都渋谷区神宮前3-25-6 | 3 | 18 | 同一 | |||
ティー・エスシステムズ | 東京都渋谷区神宮前3-25-6 | 03-1234-5678 | 3 | 16 | 18 | ||
(株)ティー・エスシステムズ | 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-2-10 | 03(1234)5678 | 16 | 18 | |||
日本 花子 | 東京都港区西麻布3丁目3-3 | 090-2345-6789 | 38 | 55 | 同一 | ||
日本花子 | 東京都中央区銀座1丁目1-1 | 03-2222-7777 | 090-2345-6789 | 26 | 38 | 55 | |
ニホンハナコ | 東京都中央区銀座1-1-1 | 090-2345-6789 | 26 | 55 |
補足説明
個人を世帯で名寄せすることができますか。
姓名辞書で、姓と名を分離して一致を判断しています。姓と住所や電話番号が同一であれば、同じ世帯と判断することができます。
顧客情報漏えいリスクの対策は行えますか。
「Quick! DATA GroupingⅡ」(TSL-7211)
名寄せクレンジングプログラムⅡ(TSD-7211)
クレンジング基本辞書TK22(JKD-7211)